「劇場版ポケットモンスター キミにきめた!」
ストーリー
マサラタウンに住む少年サトシは、ポケモントレーナーになる資格を得ることができる、10歳の誕生日の朝を迎えていた。まだ見ぬポケモン、まだ見ぬ世界への憧れを胸に、オーキド研究所で仲間となるポケモンをもらうはずが、大寝坊をしてしまったサトシに残されていたのは、人間に懐こうとしない、残りのポケモンのピカチュウだった。
「キミはオレが嫌い?オレはキミが好きだよ!」ぶつかり合いながらも、少しずつ友情を深めていくふたりだったが、旅立ちの日に空を飛んでいた伝説のポケモン・ホウオウを見上げ、虹色の羽を手にサトシとピカチュウは誓ったのだった。
「いつか一緒に、あいつに会いに行こうぜ!」
こうして世界一のポケモンマスターになるため、旅を始めたサトシとピカチュウは、途中でトレーナーのマコトとソウジに出会い、ホウオウに関する言い伝えを聞かされる。
「虹色の羽根に導かれ、ホウオウに会う者、虹の勇者とならん。」
いつの間にかサトシの影に潜んでいた、謎のポケモン・マーシャドーに導かれるようにして、ホウオウが住むテンセイ山を目指すサトシたちだったが、そこに強敵が現れる。ふたりはホウオウにたどり着くことができるのか!? 旅立ちの日に誓った約束を果たすため、今、ふたりが本当のパートナーになるまでの冒険が始まる!
活躍したキャラクターとポケモンたち
サトシ
世界一のポケモンマスターを目指す少年。
慌てん坊だが、真っすぐな心を持つ。
ソウジ
ポケモン博士を目指すトレーナーの少年。
「忠告しておく―」が口ぐせ。
マコト
元気いっぱいで、男勝りなトレーナーの少女。
冒険を楽しんでいるようだが実は…。
クロス
強さこそすべてと信じ、最強のトレーナーを目指す少年。
ホウオウ
心正しきトレーナーの前に七色の翼を光らせながら姿を現すと伝えられている。
マーシャドー
「虹色の羽根」に呼応する様にサトシの影から姿を現した幻のポケモン。
サトシをホウオウが待つテンセイ山へと導く役割をもっている。バトル中、燃え上がる闘志から体の一部が緑色に変化することも。
ボンジイ
長い間、ホウオウを追い続けている研究者。
『ホウオウこそ我が人生』の著者。
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